エアコン取り付け!穴あけ工事の費用とは?自分でも可能?
エアコン取り付け工事をする際、穴あけ工事が必須です。
中には、穴あけ工事がなんなのか分からない人もいるかもしれません。
他にも、穴あけ工事にかかる費用や注意点など、知っておかなければならないことも多いです。
今回は、エアコン取り付け工事に関する注意点などについて紹介します。
エアコン取り付け!穴あけ工事とは?
そもそも、穴あけ工事とは一体どんなことをするのでしょうか?
実は穴あけ工事をしなければ、エアコンの設置はできません。
では一体、エアコンの設置ができないのでしょうか?
まずは、穴あけ工事とは一体どんなものかについて紹介します。
配管穴を取り付けるための工事
簡単にいうと、穴あけ工事とは配管穴を取り付けるための工事のことです。
配管穴とは、エアコンを稼働させるうえで必須のものです。
エアコンの室内機と室外機は繋がっているため、配管は室内と室外をまたがなければいけません。
この室内と室外をまたぐための穴を、配管穴といいます。
そして、その配管穴を開ける工事を穴あけ工事といわれています。
エアコン取り付けの穴あけ工事は自分でもできるの?
そもそも、エアコン取り付けの穴あけ工事は、自分ですることができるのでしょうか?
結論からいうと、自分ですることは可能です。
しかし、自分ですることはリスクが大きいので、業者に頼んだ方が安く安全に済みます。
どんなリスクがあるかというと、建物に重要な柱に誤って穴を開けてしまったりすることです。
建物に重要な柱に穴を開けてしまうと、壁の問題だけでは済みません。
地震などの耐久性が著しく低下し、非常に危険な状態となってしまいます。
他にも、業者に頼んだ方がいい理由などについては、後で詳しく紹介します。
エアコン取り付けの穴あけ工事は自分(DIY)でも可能!必要な道具を紹介
結論、エアコン取り付け工事の穴あけは自分ですることができます。
では、一体どのようにすればできるのでしょうか?
他にも、穴あけ工事をするのにどんな道具が必要なのでしょうか?
続いて、穴あけ工事に必要な道具について紹介します。
振動ドリル
エアコン取り付けの穴あけ工事に必要な道具1つめは、振動ドリルです。
振動ドリルは、回転と強力な打撃力によって穴を開けることができます。
振動効果を利用することで、普通なら穴あけが不可能なコンクリートや石材に適用が可能です。
ただ振動が細かいので、分厚いコンクリートに穴をあけるのに向いていません。
ハンマードリル
エアコン取り付けの穴あけ工事に必要な道具2つめは、ハンマードリルです。
ハンマードリルは打撃の力を利用し、穴あけを数分で行ってしまう優れものです。
パワフルな穴あけをするのにうってつけで、分厚いコンクリートにも適用できます。
ただ打撃が強いため、丁寧な工事をするときには注意が必要です。
分譲賃貸の場合はエアコンの穴は開けてはダメ
エアコン取り付け工事の穴あけは、自分でしても問題はありません。
ですが、分譲賃貸の場合は気をつけなければいけない点があります。
続いて、分譲賃貸でエアコン取り付けの穴あけ工事をする際の注意点について紹介します。
管理組合の許可が必要
分譲賃貸でエアコン取り付けの穴あけ工事をする際は、管理組合の許可が必要になります。
一般的な賃貸物件の場合、退去時に原状復帰の契約が科せられています。
そのため、賃貸の状態を借りたときの状態のままにしなければいけません。
たまに「エアコンの設置がしやすくなったんだからいいでしょ!」と文句をいう人もいます。
ですが、それは原状復帰の契約に違反してしまいます。
実際穴あけを放置したことで、管理組合から賠償金を請求されたという話も少なくありません。
なので、分譲賃貸でエアコン取り付けの穴あけ工事をする際は、管理組合の許可を取りましょう。
エアコン取り付け!穴あけ工事の費用
ここまで読んで、エアコン取り付けの穴あけ工事を検討する人は増えたかもしれません。
ただ、穴あけ工事の費用は一体どれだけかかるか分かりませんよね。
続いて、穴あけ工事の費用について紹介します。
穴あけ工事の費用は壁の種類によって違う
実は穴あけ工事の費用は、壁の種類によって違ってきます。
例えば、1番安いのが木造やモルタルです。
続いてALC、タイル、コンクリートの順に費用が高くなっていきます。
壁の材質がコンクリートや金属質の場合は、特殊な工事が必要となります。
そのため、相場が高めに設定されていることが多いです。
穴あけ工事の費用の相場
穴あけ工事の費用の相場についてですが、木造の場合だと2000~4000円になります。
ALCだと4000~8000円で、タイルだと6000円~10000円ほどかかります。
コンクリートの場合は、見積もりに関しては要相談となっています。
なので、業者によって費用は変わってきます。
ただ相場としては、10000円以上はかかると思います。
また施工はNGなところが多いので、見積もりの際に施工についても相談しておきましょう。
エアコン取り付け!穴あけは業者に頼む方が安全
エアコン取り付けの穴あけ工事は自分でもできますが、業者に頼む方が安全です。
一体なぜ、業者に頼む方が安全なのでしょうか?
また、業者に穴あけ工事を依頼することでデメリットはないのでしょうか?
最後に、業者に穴あけ工事を依頼するメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
業者に穴あけ工事を頼むメリットは、建物の重要な個所に損傷を与えない作業ができることです。
先程も紹介しましたが、素人がやると柱などに穴を開けてしまうことがあります。
そうすると地震などの耐久性が低下し、非常に危険な状態を招く可能性が高いです。
他にも、建物には素人には分からない筋交いや鉄骨などがあります。
そういった箇所を傷付けずに工事できるので、非常に安全です。
また自分で穴あけ工事をしてしまうと、失敗したときに取り返しのつかないことになることもあります。
失敗した後に業者に頼む人も多いので、ならば最初から業者に工事を頼んだ方が安く済みます。
業者に頼むメリットは、建物を傷付けない安全性の他にももう1つあります。
それが、短時間で工事をしてくれることです。
素人だと穴あけ工事に何時間もかけてしまいますが、業者の場合、穴あけに合ったドリルを使います。
そのため、作業時間がかなり違うのです。
なので、業者に頼んだ方が効率はかなりいいです。
デメリット
業者に穴あけ工事を頼むデメリットは、費用がかかることです。
業者によって費用が違ってくるので、中にはかなり安い依頼料で引き受ける業者に頼む人も多いです。
しかしそういったところは、杜撰な工事をすることがあります。
他にも、口コミをしっかりと確認しなかったせいで、あまりいい業者に依頼できなかったこともデメリットになります。
なので、業者に依頼する際は、しっかりと下調べをしてからにしましょう。
まとめ
今回は、エアコン取り付け工事に関する注意点などについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
エアコン取り付け工事をする際は、いくつか注意しなければいけないことがあります。
それを守らないと、賠償問題になる可能性が高いです。
なので、エアコン取り付け工事をする際は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。